こちらは、レトロゲームの魅力に憑りつかれた(というのは言い過ぎか)おっさんが、レトロゲームのレビューをしたり、レトロゲームを探しに行くブログです。
レトロゲームの魅力についてどこまで伝えきれるか分かりませんが、少しでも興味を抱いていただければ幸いです。
それでは――Ready Player One!
レトロゲームとは?~レトロゲームの定義
そもそも、レトロゲーム(Retrogame)とは何でしょうか。レトロゲームの定義について考察していきます。
いきなりですが、実はレトロゲームの明確な定義は無い、と言っても良いでしょう。
これは、レトロゲームと言われる対象であるTVゲーム(ビデオゲーム)の歴史が浅いためと思われます。
全般的に1990年代までにリリースされたゲームを指す場合もあります。
しかし「6年経てばレトロゲーム」という人もいます。
というわけで、実はレトロゲームの定義はあいまいで、言葉通り「古いゲーム」ということしか言えません。
便宜上、このサイトでは「リリースから20年経過したものをレトロゲーム」と仮に定義します。
↑レトロゲームの代名詞?スペースインベーダー。当時の筐体を模したゲーム機です。
レトロゲームの魅力とは?
レトロゲームって、結局古いゲームでしょ?最新のゲームの方が楽しいのでは?と思われる方も多いかもしれません。
ここではレトロゲームの魅力について5つほど解説していきます。
- 操作が簡単である
- 想像力を掻き立てる
- 「バグ」や「裏技」を探し出す・楽しむ
- 不親切だからこそやりがいがある
- ノスタルジックに浸る
順番に説明します。
操作が簡単である
操作が簡単でとっつきやすい、という魅力があります。
当時は十字キーと2ボタンだけで操作するというシンプルなものでした。このためすぐに操作を覚えることができます。
最近のゲーム機はコントローラのボタンも多く、全ての指を使うことが多いです。このため説明書を見ないでプレイするのは無理です。
昔のゲームは直感的にプレイできる魅力があります。ゲームセンターCXの有野課長もそんな感じですね。
この辺りは、スマホゲームの方がレトロゲームに近いのかもしれません。その証拠に、レトロゲームをスマホで配信する例もあります。
シンプルイズベスト、まさにそんな魅力がレトロゲームにはあります。
想像力を掻き立てる
これも最近のゲームにはない魅力です。
当時はゲーム機の性能や容量の関係から、グラフィックや演出は乏しいものがありました。逆に、それがプレイヤーの想像力を掻き立てます。
これは小説とコミックの関係に近いと思われます。小説のように文章だけであれば、読者がそのシーンや人物を想像できます。コミックだと完全にビジュアルは固定化されており、逆に想像力は必要がなくなってしまいます。
プレイヤーの想像力の数だけゲームの世界が広がる、それがレトロゲームの魅力です。
↑元祖アドベンチャーゲームとも言われるゲームの日本語版。見ての通りテキストのみですが、それが想像力を掻き立てます。
「バグ」や「裏技」を探し出す・楽しむ
これは最近のゲームでもないわけではありませんが、魅力の一つと言えます。
当時はオンラインでの更新などは当然無いわけなので、どうしても潰しきれないエラー=バグが残ったまま販売する場合もありました。
また、敢えて面白いバグは意図的に「裏技」として残して、隠された楽しみとしていました。
例えば、コナミの「グラディウス」で有名ないきなり最強レベルのパワーアップになる「コナミコマンド」は有名な裏技です。
また、1990年代に発売されたゲームのバグや裏メッセージを2010年代にみつけた、なんて話題も上がっていたりします。
バグの修正がしようがないレトロゲームだからこそ、逆にそれが魅力とも言えます。
↑有名なグラディウスの裏技、通称「コナミコマンド」。
不親切だからこそやりがいがある
親切でプレイしやすい=面白い、ではないことも魅力に感じる方も多いようです。
当時は容量の関係もあり、チュートリアルや、マップを自動的に作成する機能(オートマッピング)なんてありもしませんでした。それどころかセーブやコンティニューさえない場合も…
例えば、3DダンジョンタイプのRPGは、マップは自分で方眼紙で書きながら進めていました。中には、マップを作成してみて初めて謎が解けるというゲームもありました(カオスエンジェルス、など)。
確かにチュートリアルやオートマップがあれば便利です。しかし、便利すぎる・お膳立てされすぎていると、逆に「自分でプレイする」感覚がなくなってくると思います。
別のもので例えると、カーナビがあげられます。確かに目的地にたどり着くには確実で簡単な方法です。ナビ通りに行けばよいわけですから。
しかし、昔ながらの地図を見ながらですと「こっちからだと早く着くかも」「こっちの道は景色がよさそう」と自分で考えながらたどり着く楽しみがあります。
敢えて整ってない状態でやることを楽しむ、これもレトロゲームの楽しみです。
↑記事内で紹介した「カオスエンジェルス」のプレイ動画。これだけだと分かりませんが、ダンジョンは自分で方眼紙などに書き込んで記載する必要があります。
ノスタルジックに浸る
レトロゲームにしかない最大の魅力はこれだと思っています。
なぜなら、先に上げた4点は、最新のゲームでもできなくはないからです。しかし、レトロゲームはそもそも「過去に作られた」という時点で最新ゲームとの間に「時間」という絶対に埋められない溝があります。
操作性は使うボタンを減らせれば簡単にできます。オートマッピング機能も切れば良いわけです。
しかし、
「当時はこのゲームでハマった」
「昔は買えなくてプレイできなかったけど、今ならできる」
「このネタ、当時は流行ったな」
というのは、レトロゲーム自体にしかない魅力と思われます。
時の差、というレトロゲームにしかない個性、そして当時を懐かしむこと、それがレトロゲームの最大の魅力かもしれません。
レトロゲームを遊ぶには
では、レトロゲームを遊ぶにはどういった手段があるのでしょうか。主に以下の6種類があると思われます。
- 本体とソフトを中古ショップなどで購入する
- オンライン配信を利用する
- 再リリース版を利用する
- 互換機を使用する
- エミュレータを使用する
- レトロゲームが稼働しているゲームセンターや駄菓子屋に行く
では、各手段について説明していきます。
本体とソフトを中古ショップなどで購入する
これが最も正攻法であり、真の意味で「レトロゲームをプレイ」していることになります。
本体とソフトそれぞれを購入するわけですから、当たり前と言えば当たり前です。
エミュレータや復刻版でもプレイはできますが、そもそも当時の本体ではありません。
最新のゲーム機のコントローラやPCで操作することになるので、操作感も違います。またアレンジされていたり、オートマッピングなど当時は無かった機能が追加されていたりもします。
というわけで、本物のレトロゲーム本体を購入するのが一番です。ただし、当たり前ではありますが、ものによっては流通の関係から入手が非常に困難な場合があります。
さすがに初代ファミコンは新品では価格が跳ね上がりますね。
オンライン配信を利用する
手軽で自宅に居ながらでもプレイできる方法です。
オンライン配信なので、既に所有しているPCやゲーム機などでそのまま遊べます。品切れなどもありません。
例えばプロジェクトEGGでは主にPCのレトロゲームを中心に配信しています。また、PlayStation Plusでは過去のゲームを格安または月額固定料金でプレイできたりもします。
ただし、必ずしも目当てのゲームがあるとは限らず、中には版権の問題からオンライン配信は無理そうなゲームもあります(カプコンのエイリアンvsプレデターなど)。
また、中には違法ダウンロードなものもあるので、プレイする際は安心できるサービスを利用しましょう。
レトロゲームをしたいけど、面倒なのは…という方には一番お薦めです。
↑プロジェクトEGGでプレイできるゲームの一つ、ハイドライド3。私は当時、PC-88でプレイしていました。
再リリース版を利用する
ゲームメーカーが公式に再リリースしたソフトを購入するもので、これは「正規品」という意味で正攻法と言えます。
ゲームメーカーも新作を作り続けるには限度があります。過去に人気作にあやかってではないですが、確実に一定の収益を見込める方策を取るのは経営上の判断として当然あることでしょう。
例えば、カプコンなどは過去のストリートファイターシリーズを1本にまとめたものを販売しています。当時のアーケードモードそのもので遊べたり、オプションが付いているのもファンには魅力です。
タイトーなどもアーケードゲームも含めて過去のゲームをまとめて「タイトーメモリーズ」として販売していたりしました。もっとも、これ自体10年以上前なのでレトロゲームになりつつありますが…
欠点としては、数はあまりない事でしょう。
有名どころで人気のあったレトロゲームをプレイするには最適な方法と思われます。
↑タイトーメモリーズ自体がレトロゲーム化しています。
互換機を使用する
こちらは実物のレトロゲームをプレイしているに近い形で、比較的価格を抑えてプレイできる方法です。
互換機は過去のゲーム機本体と互換性があり、コントローラなどが当時の形に近い形のため、ノスタルジーに浸りながらプレイできます。
互換機には大きく二つあり、本体だけ互換性のあるハードでソフトは現物が必要なものと、ハードとソフトがセットかハード内に組み込まれているものがあります。
しかし、中には怪しいものがあるので、これも注意が必要です。また、本体だけの互換機の場合、あくまでも互換機ですので、ソフトが手に入らなければ終わりです。
というわけで、当時の雰囲気を残しながらプレイするにはちょうど良いスタイルと言えます。
↑互換機の一例。本体にゲーム内蔵+ファミコンソフトも使えるタイプ。
エミュレータを使用する
過去のソフトなどを専用のソフト(エミュレータ)上で動作させるものです。正直、正攻法で行くにはかなりマニアックなものです。
というのも、エミュレータは有志がボランティアで作っている場合もあり、利用自体は無料な場合もあります。
ただし、ソフトそのものは版権もあるので、基本的にネットからDLするのは違反です。あくまでも個人で当時のソフトやアーケードのROMを持っていれば可能ですが、その時点でハードルは高いですね。自分で購入した本をスキャンしてタブレットで自分だけ見る分にはOK、に近いです。
具体的には「ゲーム エミュレータ」などで検索すると出てきますし、詳しい解説もされています。ハードごとのエミュレータや、アーケードゲーム全般のものもあるようです。
というわけで、かなりマニアックかつ、実際にはグレーゾーン残ってそうなのがこの方法です。
↑エミュレーターの一つ、MAMEの紹介動画。
レトロゲームが稼働しているゲームセンターや駄菓子屋に行く
最も正攻法で、しかもアーケードゲームの場合これしかプレイできない場合もあります。
オンライン配信や復刻版などでもアーケードゲームが入っていることがあります。しかし、アーケードゲームなどは専用の筐体やコントローラが本来のプレイスタイルなので、本当にレトロゲームとしてプレイしたい場合はこの方法になります。
例えば、ガンシューティングゲームのように、実際に銃の形をしたコントローラでプレイするには本体に対面するしかありません。それに普通のコントローラでは操作が難しかったりします。
実際、タイトーで1980年代後半にリリースされた「スペースガン」は、タイトーメモリーズでPS2でプレイできましたが、コントローラではかなり操作しずらいです。
というのも、本物は銃の形をしたコントローラだけでなく、フットペダルによる足での操作も必要でした。またこれがプレイの肝でしたので、メモリーズが出た際は飛びつきましたが、操作が「これじゃない」感満載で投げ出してしまいました…
レトロゲーム、特にアーケードゲームをプレイするにはこれが最も正攻法です。ただし、稼働している店を探すこと含めてハードルはかなり高くなります。
↑私の好きなゲーム「スペースガン」の筐体でのプレイ動画。エミュレータや再リリース版では実機の操作感は絶対に味わえません。
IT業界に転職したい…今よりもっと収入のある仕事に就きたい…ブラック企業から脱出したい…
そんな思いで転職活動をする方は多いでしょう。
でも、
「より高い報酬を得るにはスキルアップが必要」
「そのためには研修やトレーニングを受けたい」
「でもそんな金なんてない!!」
というジレンマに陥って一歩が踏み出せない人が大半ではないでしょうか。
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